外壁工事の塗料

塗料は「ペイント」あるいは「ペンキ」と呼ば れることが多いのですが、「ペイント」は、本来、液体の中に顔 料が分散して不透明で、素地 を隠すことが出来る塗料のことです。そして、「ペンキ」は、オランダから来た外来語であり、本来、顔料をボイル油で練った油性塗料 のことであったが、着色塗料であるペイントとほぼ同ーの意味に使われています。 このペンキ(油性ペイント)に対して、油性ワニスを用いた塗料は、表面が平滑で、光沢があり、これらの塗料を総称して「エナメル」と 言われています。ここで言う「ワニス」とは、顔料の入っていない塗料のことを言い、「クリア」とも呼ばれます。これは、乾燥性のよい脂肪油、または、重合した樹脂を溶剤に溶かして作られ、上塗りして表面を改質するために使われる透明な塗料のことです。 類似したものに「染料」と呼ばれるものがあり、顔料と同様に着色に使われます。日本の伝統工芸である草木染や藍染がよく知られていますが、最近は化学合成したものが使われることが多くなっています。

外壁工事における顔料は多くの分子が結晶した集合体であるため、分散した液体(懸 濁液)が不透明になっているが、染料は、溶液の中で分散しているの で透明であるという特徴があります。この染料は、着色力や鮮明さが優れているものの、隠蔽力や耐候性 が劣っているで、塗料の着色には使われません。